北九州モノレールは、２０２５年１月９日に開業４０年を迎えます。
４０年間、大きな事故もなく、安全・正確・快適な運行を継続することが出来ました。これもひとえに、お客さまをはじめ、地域の皆さまからの長年に亘るあたたかいご支援とご指導の賜物と厚く感謝しております。
これまでの感謝の気持ちとこれからも皆さまに愛され続ける公共交通機関であり続けるという決意を表すべく、開業４０周年の取り組みや新技術の導入を行ってまいりますので、下記のとおりお知らせいたします。

　　　　　　　　　　　記

１　開業４０周年の取り組みについて

（１）実施期間　　２０２５年１月９日㊍より１年間

（２）主な取り組み

　① ２０２５年１月９日㊍（開業記念日当日）
　　‣ 開業４０周年記念列車出発式（平和通駅ホーム　１０時～）
　➞４０年前の開業セレモニーと同時刻・場所において記念列車の出発式を行います。

　② ２０２５年１月９日㊍予定
　 　‣ 建設当時、開業セレモニー等写真展示
　　 ‣ 記念品配布（出発式終了後、４００個配布予定）　　　
　 　‣ 記念乗車券発売
　　　※詳細が決まり次第、別途お知らせいたします。

　③ ２０２５年１月以降
　 　‣ ＪＲＡ様との連携による記念レース実施…2025.1.25㊏（小倉競馬　初日）
　　 ‣ 開業４０周年モノレールまつりの開催…2025.11.3㈷（予定）
　 　‣ 上記以外のイベントも期間中に行って参ります。
　　　※詳細が決まり次第、別途お知らせいたします。

　④ 先行実施中
　 　‣ 制服リニューアル（駅務員・乗務員）…2024.10～
　　　※夏制服の上衣につきましてもリニューアルいたします。…2025.5予定


２　新技術（ＣＢＴＣ）の導入について
　開業４０周年を迎え、老朽化に伴う本格的な設備更新時期に差し掛かっております。設備更新にあたっては、コスト及び技術面のバランスを考慮した更新方法を検討しておりますが、技術革新へのチャレンジも行っております。今回、そのひとつとして、無線式列車制御システム（ＣＢＴＣ）について安全評価を終えたため、導入することとなりました。ＣＢＴＣの導入は、国内のモノレールで初であり、導入により、設備のスリム化やメンテナンス費用の削減、環境負荷低減が図れるだけでなく、従来の信号方式による列車制御と比較して、運転時分の短縮が可能であるため、実現すれば、お客さまサービス（所要時間短縮）に繋がる可能性を秘めております。今後も各種更新にあたり、同様のチャレンジを行いながら、お客さまに「安全」・「正確」・「快適」・「安心」をご提供できるよう努めて参ります。